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太陽光発電を導入するメリットは?今から設置して損することはない?

今年(2023年)住宅購入を検討中の方で、自宅に太陽光発電を設置したいと考えている方もいるかとおもいます。

しかし、

  • 太陽光発電を導入するメリットは?
  • 設置費用は回収できるのいつ?
  • そもそも設置したら損するのでは?

などの不安を抱えているのではないでしょうか。

現在(2023年の5月頃)の国内の電気料金は半年前と比べて1.5倍以上も増えているような状況であり、今後もどんどん値上げされていくでしょう。
じつは、電気料金が激増している「今」、太陽光発電は以前よりもはるかに早く元を取ることができるということは知っていましたか?

今回は、「太陽光発電を導入するメリット」と「太陽光発電の設置費用の元はいつとれるのか」を解説していきます。

今年、太陽光発電を設置したいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

太陽光発電を導入する4つのメリット

地球環境に優しいエコな暮らしができる太陽光発電の4つのメリットをご紹介します。

メリット①電気代を大幅に削減できる

太陽光発電導入の一番大きなメリットといえば、やはり電気代が安くなる点です。
太陽光発電を設置した後は、発電した電気を家電製品や照明など住宅のあらゆる電気機器に使用できます。電力会社からの買電を抑えることができるため、電気代の削減につながります。

さらに蓄電池があれば日中に発電した電気を蓄えて夜間に利用することも可能です。

メリット②使わなかった分は売電できる

太陽光を使って発電し、使いきれなかった余剰電力は電力会社に売電できます。販売価格は「FIT法」が定める「固定価格買取制度」によって決められています。

FIT法とは、再生可能エネルギーの普及促進を目的として作られた制度です。この制度によって太陽光発電を設置した年から10年間、一定の金額で電力を販売できます。

メリット③停電しても電気が使える

災害などによる停電時には、分電盤や周辺機器などに損傷がなければ、パワーコンディショナーを自立運転に切り替えて電気が使えます。

家電や携帯電話の充電など、必要な電力が緊急時でも使えるのは、太陽光発電の大きなメリットといえるでしょう。

蓄電池とセットで利用すれば、日中蓄えた電力を夜間も使用できるので、さらに便利です。

メリット④断熱効果が高まる

太陽光パネルが遮熱板のような役割を持ち、屋根の断熱効果が高まります。夏は屋根への直射日光を遮り、冬は室内から外部への放熱を抑えるため、夏は涼しく冬は暖かい住まいづくりに役立つのです。

太陽光発電を設置した屋根は、そうでない住宅と比べて裏面温度が10度程度下がり、冬は5度ほど上がるともいわれています。

太陽光発電を設置する費用は?

太陽光発電の設置費用は、発電機のメーカーや機種、生み出せる電力の量(発電容量)などにより大きく異なります。

設置費用を調べるときは、1kWあたりの太陽光発電を設置するときの(kW単価)に着目します。家庭によって設置できる発電容量は違うものですが、1kW単価が分かっていれば、設置にかかる費用の総額が分かるからです。

経済産業省によると、2023年の住宅用太陽光発電の設置費用は、1kWあたり25.9万円と想定されています。
住宅用太陽光発電の容量は、一般的に4kW~5kWが多いため、103.6万円(4kW)~129.5万円(5kW)が太陽光発電の設置費用の相場となります。

ただ、最近では為替の影響により太陽光パネルなどの部材が若干高騰し始めております。今後値上げされることは間違いないので、まだ大きく値上がりしていない内に検討するほうが良いとおもいます。

2023年から太陽光発電を設置しても元はとれるの?

では、この太陽光発電の設置費用103.6万円~129.5万円は元が取れるのでしょうか。
結論からお伝えすると2023年から導入しても、しっかり元が取れる状況となってます。

メリットのところでも記したように、太陽光発電で使いきれなかった余剰電力は電力会社に売電することができます。販売価格は「FIT法」が定める「固定価格買取制度」によって決められています。固定買取価格は年々下落傾向(現在16円/Kwh)ですが、太陽光発電の初期費用も年々安くなっているので、利回り10%前後の水準を保っています。

つまり、住宅用太陽光発電を設置してから10年前後で元が取れる計算です。

10年以内に元を取るには

もっと効率よく元を回収するには、発電した電気を効率よく自家消費していくことが大切です。

2023年5月の電力会社の電気代は約38円/kWh、売電価格は16円/kWhです。売る値段の約2.4倍の値段で電気を購入する事を考えると、自家消費が一番経済メリットが高くなります。

発電した電気を無駄にせず自家消費していけば電力会社からの買電量(電力の購入量)を抑えられるので、コスト削減につながります。特に2023年の燃料費調整額や再エネ賦課金の負担は大きく、自家消費によるメリットはとても大きいです。なぜなら自家消費すれば、買電量を抑えられるだけでなく、燃料費調整額や再エネ賦課金といった電気料金に上乗せされるコストも減らせるからです。

出力5kWの住宅用太陽光発電を設置した場合は、毎月4,000円~の電気料金削減を達成できる可能性があります。

IHや家庭用蓄電池などと組み合わせて効率よく自家消費することでより早く、太陽光発電の導入費用を回収するができます。

まとめ

今回は、太陽光発電を導入するメリットと2023年から導入しても太陽光発電の設置費用の元はとれるのかを解説しました。

太陽光発電の導入費用は5年前の約半額まで下がり、発電性能や耐久性が上がっています。太陽光発電を導入するには、初期費用を抑えられる今が一番良いタイミングだといえます。

イーコンセプトでは、新築を購入のお客様に太陽光発電の導入のサポートもしております。
また、太陽光発電をより効率的に行えるように家庭用蓄電池やエコキュートなどの導入もおすすめしております。

宮城県、福島県で住宅購入をお考えの方は、ぜひイーコンセプトにご相談ください。