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マイホームの後悔あるある!購入後の周辺環境の変化で困らないためにできること

家探しをしている方は、地域のまちづくりに関する情報を積極的に入手していますか?

不動産ポータルサイトを見ながらの物件探しをしていると、つい「今の状況」を念頭に、物件の良し悪しを考えてしまいがちです。

でも実は「今の状況」で検討する考え方には思わぬ落とし穴があり、住んでから周辺地域の開発が行われることで、便利さ・快適さ・金銭面などで「思ったのと違った」と後悔するケースもあるのです。

将来後悔しないためには、これからの地域のまちづくりについても合わせて考えることが重要です。

今回は、当社イーコンセプトのある仙台市・福島市を例に、家を買う前に知っておきたいまちづくりの動きについて紹介します。

仙台市の変化

商業地域の再開発

仙台市も福島市も、経営不振や建物の老朽化に伴い、地域の目印となる商業施設が相次いで閉店・取り壊しとなっています。

近年では、仙台駅前の「さくらの百貨店」が廃ビルの姿を維持していたり、近隣の「EDEN」や地下鉄泉中央駅そばの「アリオ仙台泉」が閉店、アーケードアーケードに面する「フォーラス仙台」が長期休業に入るなどの変化が印象的です。

そんな中、仙台駅東口には「ヨドバシ仙台第一ビル」が完成し、衣料品店やスーパーマーケットの入店により、さらに利便性が向上しています。

特に東口エリアはスーパーマーケットが少なかったため、これまで食料品の買い物が不便という理由で検討エリアから外していた人にとっては、東口エリアに住むことも検討しやすくなったのではないでしょうか。

そして、駅前エリアでは「さくらの百貨店」の建て替えに伴う青葉通の広場化勾当台・定禅寺エリアでは県庁の建て替えに伴う周辺の再開発などの構想が検討されています。

上記は限定的な範囲でありながら交通量や人の往来が多いエリアのため、実現すれば仙台市中心部の在り方が大きく変わります。

たとえば、広場化に伴う交通渋滞の発生のしやすさが変わったり、バス停の集中化で利便性が変わる可能性があります。

実際に青葉通では2022年10月に社会実験が行われ、上記の広場構想の対象となる車道で、一般車両への交通規制が行われました。
結果として、普段から渋滞しがちな広瀬通や宮城野橋(X橋)付近で渋滞が伸びたようです。私も普段車で西口方面から東口方面に向かう際に青葉通を通るため、ここが使えなくなると利便性は結構変わると感じています。

また、勾当台・定禅寺通は現在もジャズフェスティバルや光のページェントなど、名物イベントが頻繁に開催されるエリアです。再開発によってより人が集まる魅力的なエリアになれば、近隣に住むことで仙台市中心地に住む楽しさを存分に味わえるでしょう。

しかし一方で、大きな音が気になったり、イベント時には人通りが多いことで煩わしさを感じる可能性もあります。近隣にマンションも多いエリアなので、これから住む場合はこの構想が実現した場合に、住環境としての快適さが変わることを踏まえたいところです。

病院の再編成

宮城県は「県立がんセンター」「仙台赤十字病院」「県立精神医療センター」「東北労災病院」の4病院を再編する構想があり、

  • 仙台赤十字病院(仙台市太白区)&県立がんセンター(名取市)を名取市に集約
  • 東北労災病院(仙台市青葉区)&県立精神医療センター(名取市)を富谷市に集約

という内容で、宮城県と仙台市で意見がまとまらない状況が続いています。

仙台市から転出する計画なので、すでに家族で利用している方がいる仙台市内のご家庭にとっては、生活が大きく変わるかもしれません。
もし病院の存在が住環境の優先順位で高い場合は、住宅購入は再編構想の方向性が固まってから決めることをおすすめしたいです。

福島市の変化

福島市でも、福島駅東口にあった百貨店「中合」の閉店に伴い、周辺の再開発が計画されています。

当初は、商業施設・ホテル・オフィスと、ホールや会議室などが一体となった複合施設が検討されていましたが、資材価格高騰に伴い計画変更を余儀なくされています。
最近では、権利者棟(民間)と公共棟を分けて、階数を減らして建築費削減するなどの案が出ているようです。

そんな中、西口にあった「イトーヨーカドー福島店」が閉店し、西口にも大規模な空き地ができてしまいました。

そのため、東口・西口両方を含めた福島駅前エリア全体のまちづくりが余儀なくされており、2024年5月現在では毎週のように駅前再開発議論の様子をニュースで目にします

これから進んでいく福島駅前の再開計画によっては、周辺の交通状況も含めた利便性が、良くも悪くもどちらにも転がる可能性があります。

もし少しエリアをずらせるなら、大規模イオンモールが計画されている伊達駅周辺に家を買う選択肢もあるかもしれません。

時期とエリアの見極めはプロに相談すべし

仙台市、福島市はまちづくり転換期となっており、今後の方向性によっては利便性や住環境に変化が訪れます。

もし地域の価値が上がれば、固定資産税や相続税、不動産の売却価格の算出に使われる地価なども変わるため、金銭面での変化も考えられます。
そのため家探しにおいては、“今”だけでなく“将来の地域の変化”も考慮してみてください。

地域がどう変わるかは、「自治体名+再開発」などのキーワードで検索してみたり、毎月届く市政だよりなどから情報を仕入れてみましょう。

特に仙台市・福島市にお住まいの方で、上記の再開発の状況についてあまり把握していなかった方は、ぜひ住宅購入までの間、情報収集してみてください

また、弊社のような不動産会社は、日々情報収集を行っているため、地域の変化の可能性についていち早くお伝えすることも可能です。
ご家族のライフプランと地域の将来を照らし合わせて、いつ・どの地域に家を持つとベストかご提案いたします。

住宅購入で、周辺環境や利便性を重視している方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。