\時期がカギ/ 建売住宅の仕様変更でじぶん好みにアレンジ
気になる建売住宅の写真を見たときに、「もっと床の色が明るかったら…」「全体的に白くてつまらない」なんて思ったことはありませんか?
せっかく立地や価格が良くても、好みに合わない色味やデザインだとためらいますよね…。
でも、実は建売住宅でも完成前であれば建物や内装の色を選ぶことができるんです。
(販売会社によっては「カラーセレクト」とも呼ばれています。)
そこで今回は建売住宅の仕様変更について、変更できる部分や時期などをご紹介します。
1.変えられる部分
建売住宅では、こんな部分が変えられます。
- 外壁の色
- クロス、床、建具(ドア)の色
- ポストの色
- 間仕切り壁の有無
- 簡単な間取り変更(和室を洋室にするなど)
- キッチン、浴室の色
- トイレ、洗面化粧台の種類
- ガスコンロからIHに
- ガスからオール電化に …など
意外と対象が幅広くて、これだけ変えられたらずいぶん自分好みになりそうです。
ただあくまで規格が定められた“建売住宅”なので、基本的には販売会社が用意した選択肢の中から選ぶ形になります。
用意されている選択肢も元の仕様と同グレードのものなので、もしトイレや洗面台などをアップグレードした商品にする場合は、差額を支払って変更することになります。
大まかなイメージは、販売会社の公式サイトでシミュレーションできる場合もあるので、ぜひ見てみてください。
・「ハートフルタウン」シリーズ(飯田産業)
・「ブルーミングガーデン」シリーズ(東栄住宅)
・「グラファーレ」シリーズ(タクトホーム)
2.変えられる時期
建売住宅で仕様変更する場合、変更依頼ができる期間がとても限られます。
その理由は、建築資材の発注を終えているものは変更できないからです。
工事の段階でいうと、更地(造成)の状態や遅くても上棟前までが目安となります。
たとえば「ブルーミングガーデン」シリーズの東栄住宅では、変更できる時期と箇所をこのように挙げています。
- 上棟25日前:サッシ・玄関ドアカラー など
- 上棟15日前:下駄箱・ユニットバス など
- 上棟前:内装・植木・キッチン・コンセント など
工事が進むにつれて選べる箇所が少なくなっていくので、仕様変更を前提として購入したい場合は、とにかく工事が進んでいない物件をできるだけ早く確保したいところです…!
★要注意!物件サイトの情報にはタイムラグあり
SUUMOなどの物件サイトでは情報が随時更新されていますが、一日単位でのリアルタイムな情報ではありません。
一方で工事は一日単位で進んでいるため、物件サイトの情報だけを見て問い合わせると、すでに上棟後で仕様変更できないこともあり得ます。
そのため仕様変更できる可能性を上げるためには、
・気になるエリアの物件は、土地の状態で問い合わせる
・問い合わせの際に、不動産会社の担当者に「工事の段階」「仕様変更できるか」を確認する
この2つを行うのがおすすめです。
また、たとえ物件の申込~契約を進めていても、基本的に工事はどんどん進んでいきます。
どんなに仕様にしたいか検討できる時間が限られていくため、物件の申込前までにインテリアの方向性を固めていると、あせらずに決めることができると思います。
情報の仕入れルートを確保しよう
建売住宅の仕様変更を頭に入れておくだけでも、家選びの選択肢が広がります。
特に好きなインテリアの方向性がある方にはおすすめです!
一方で、仕様変更する場合はかなり時間が限られるので、なるべく工事が進んでいない物件を見つけることが大きなポイントになります。
でも上記の「土地の状態で問い合わせる」を心がけるとしても、実際には物件サイトで毎日のように新着物件を見ていくのも大変ではないでしょうか。
いちばん手っ取り早いのは、不動産会社のスタッフから情報を仕入れることです。
「エリア・価格帯・仕様変更したいこと」を伝えておけば、すでに掲載している物件はもちろん、物件サイト掲載前の情報も共有してくれます。
家は大きな買い物なので、ここぞとばかりにひとの手も借りて満足できるマイホームをゲットしてください!
▼仕様を変更できる建売住宅を探したい方は下記リンク先からお問い合わせください。
(備考欄に「仕様変更できる物件希望」とご記載ください。)