「電気代高すぎ」問題は家探しで解決!冷暖房が月900円台の省エネリフォーム住宅『エコキューブ』とは?
コロナウィルスやウクライナ情勢の影響で日々高くなる電気代…。
なんと、寒さが厳しい東北地方では、ひと月の電気代が10万円台になっている家庭もあるとのこと。さらに、最近では、SNS上でも電気代高騰を嘆く声が多数投稿され、「#電気代高すぎ」がTwitterのトレンド入りするなど世間でも騒がれています。
こうしたなか、不動産業界でも「できるだけ電気代を抑えられる家が欲しい!」という需要が増加しており、省エネ住宅の購入や自宅のリフォームで省エネ化を検討する方が多くなっています。
そこで今回は、
- 電気代を抑えられるのってどんな家?
- どこをリフォームすれば節電につながるの?
- おすすめの省エネ住宅を教えてほしい
といったお悩みを抱えている方のために、
電気代を安くするための住宅選びのポイントと、業界で話題沸騰中の省エネリフォーム住宅『エコキューブ』についても紹介したいと思います。
これから住宅購入・リフォームをしたいという方に、参考になる情報をお伝えしていますので、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
電気代を安くするための住宅選びのポイント
電気代を安くできる家を探すためには、家庭での電力消費量の割合知っておくことが大切です。
下の図は、夏と冬で家電ごとの電力消費量の割合をグラフ化したものです。
こうしてみると電力消費は、エアコン・冷蔵庫・照明が全体の5割以上を占めており、これらの使用量を抑えることで、電気代を大きく下げられるということが分かります。
じつは、住宅選びの際にもこの3つの家電に注意して探すことが電気代を抑えるポイントとなります。
① エアコンの電気代を抑えられる家とは?
家庭での電力消費が一番多いのは、全体の30%以上も占めるエアコン。このエアコンの使用を抑えるためには、エアコンがすぐに効く「夏は涼しく、冬は暖かい」高断熱の家を探すことが一番の近道です。
高断熱の家を探す基準としては、国が定めている「断熱等級(断熱等性能等級)」というものがあり、等級が高ければ断熱性能も高いということを示しています。断熱等級は、不動産会社へ資料請求した時にもらえる、「物件資料」などにも記載されているので、ぜひチェックしてください。
等級 | 認定年度 | UA値※ |
---|---|---|
断熱等級3 | 1992年 | 1.25以下 |
断熱等級4 (省エネ基準) | 1999年 | 0.75以下 |
断熱等級5 (ZEH基準) | 2022年 | 0.6以下 |
断熱等級6 (HEAT20 G2相当) | 2022年 | 0.46以下 |
断熱等級7 (HEAT20 G3相当) | 2022年 | 0.26以下 |
表の値は地域区分4(宮城県・福島県・山形県・栃木県・新潟県・長野県)での数値。
これから断熱性の高い住宅を選びたいのなら、断熱等級5の家がおすすめです。
2022年に新設された断熱等級5は、ZEH(ゼッチ)基準と同じ断熱性能「UA値0.6以下」となっており、長期優良住宅の必須項目にも採用されています。最低室温が10℃を下回らないようになっているので、今までの住宅でよくあった「キッチンの足元が冷える」「トイレや廊下、お風呂が寒い」といったお悩みも解決できます。
より断熱性能が高い、断熱等級6・断熱等級7の家では、さらに快適に過ごすことができますが、初期費用が高いのがデメリットです。断熱等級4の家は、省エネ基準とは言われていますが、厳しい基準ではないので、さほど省エネには期待できません。したがって今から住まい探しをするのなら、初期費用と省エネ性のバランスが良い、断熱等級5の家を探すことをおすすめします。
② 冷蔵庫の電気代を抑えられる家とは?
冷蔵庫の電力消費を抑えるには、余裕のある広さのキッチンやパントリースペースのある家を探すのがおすすめです。
冷蔵庫を、周囲にほとんど隙間がない状態で設置してしまうと、なかにある食品から奪った熱を放熱しにくく、冷えが悪くなります。そのため、住宅を選ぶ際には冷蔵庫の周囲が5cm以上確保できる余裕のある広さのキッチンを選ぶと良いでしょう。
また、パントリースペース(食品保存庫)のある家もおすすめです。パントリースペースがある家だと、常温保存のできる調味料や缶詰、瓶詰などをわざわざ冷蔵庫にしまわなくてもよくなり、冷蔵庫の電気ムダの原因であるモノの詰め込みすぎを防ぐことができるようになります。
最近では、一般的な新築建売住宅やリフォーム済みのマンション等でもパントリーを採用している物件を多く見かけるのでぜひチェックしてみてください。
③ 照明の電気代を抑えられる家とは?
照明の使用を控えるには、明るく日当たりの良い家を選ぶことがポイントです。 「日当たりの良い家といったら南向き!」と思っている方も多いと思いますが、じつは方角ごとにメリットデメリットがあり、ライフスタイルによって選ぶのがベストです。
・南向きの家
南向きの家は、多くの人のイメージ通り、朝・昼・夕と1日を通して日当たりが良く、4つの方角の中では1番明るいといえます。日が当たる時間も長く、夕方まで照明をつけずに明るい室内で過ごすことができます。
在宅ワークをする人や、休日は丸一日、家で過ごすことが多いという方は南向きの家がおすすめです。
・東向きの家
東向きの家は、朝早くからお昼くらいまで日当たりが良いです。午後になるにつれ段々と部屋が薄暗くなり、照明が必要になることもありますが、日中の日差しをカットできるので夏は涼しく過ごすことができます。
朝方の人や、休日や午後は出かけることが多いという方には東向きの家がおすすめです。
・西向きの家
西向きの家は、夕方の日差し「西日」が多く入ります。お昼から夕方にかけて日当たりが良くなるので、日が落ちるギリギリまで照明をつけなくても大丈夫です。反面、朝は日差しが入らず少し暗い印象です。
日中はあまり家にいないという方や、休日はお昼過ぎまで寝ているという方には西向きの家がおすすめです。
・北向きの家
北向きの家は、一日を通して日当たりが悪いので正直おすすめできません。
しかし、北向きの家でもリビングや居室が南側にあったりする場合も多いので、間取りをチェックしてみてください。
また、日当たりは、家の向きだけでなく、窓の位置や大きさ、物件の周辺環境などによっても大きく変わってきます。内見時には、近くに高い建物や高架線など日光を遮るような障害物がないかなどもよく確認してみてください。
日が入ってくる時間帯によって、照明をつける必要のある時間や夏場にエアコンを稼働させなくてはいけない時間が変わってきます。電気代を安くするためには、お住まいの地域やライフスタイルに合わせて家の向きを選ぶことが大切です。
電気代をおさえたいなら省エネリフォーム住宅『エコキューブ』がおすすめ
近年の電気代高騰で、省エネニーズが高まる不動産業界ですが、なかでも今年からテレビCMが放映され今、話題沸騰中なのが省エネリフォーム住宅『エコキューブ』です。
このエコキューブ一体何がすごいのかというと、エアコンなどの冷暖房費がエコキューブ施工前の月平均9,020円から、施工後の月平均962円に改善できると試算されているんです。
これは1年間に直すと、約11万円から約1.1万円に改善できるということ。その差は何と約10万円(96,696円)にもなります。年間10万円も電気代を節約できるのはめちゃめちゃ大きいですよね!
<シミュレーション内訳>
・施工前: 9,020円(月平均冷暖房費)× 12ヵ月=108,240円
・施工後: 962円(月平均冷暖房費)× 12ヵ月=11,544円
『エコキューブ』ではこのように冷暖房費を大きく削減するために、以下のような仕組みを導入しています。
物件に合わせた断熱施工
エコキューブでは、リフォームを施工する前に「温熱計算ソフト」を使って、物件ごとの温熱計算を実施しています。物件の⽴地や構造などの条件をもとに施工計画を立てるので、無駄な予算をかけることなくエネルギー効率の高い、快適な家を実現することができます。
断熱工事には、一般的な断熱材(グラスウール)の約2倍もの断熱効果をもつ素材を使用します。また、この素材は低吸水性能も持っているため、劣化しにくく、断熱性を長期間保つことが可能です。
家の中でもっとも熱が逃げやすいと言われている窓には、熱が逃げにくい高性能な樹脂製の内窓を設置することで、高い断熱効果と防露効果を生み出しています。
これにより断熱性能も断熱性能等級5相当のUA値である0.6を満たしています。
高効率エアコン
通常、部屋ごとに複数台設置するエアコンですが、エコキューブでは高効率エアコン1台だけを設置します。1つのエアコンから、ダクトを通してそれぞれの部屋を暖めるので、リビング、洗面所、トイレ、バスルームなど、どの場所にいても温度差を感じることなく快適に生活することができます。また、エアコン1台だけの使用で家中の空調をまかなうことができるので、冷暖房費の節約やメンテナンスの手間やコストも大きく削減することができます。
熱交換式換気システム
エコキューブでは、空気の質にもこだわっており、花粉や粉塵などを取り除く換気フィルターを内蔵した換気システムが室内の汚れた空気を排出し、常に新鮮な空気を取り込んでくれます。外の空気を室温に近づけて取り込む「熱交換式換気システム」を採用しているので、換気のために窓を開けて、せっかく快適な温度になった室内の空気を外に逃がしてしまう心配もありません。
まとめ
今回は、電気代を安くするための住宅選びのポイントと、省エネリフォーム住宅『エコキューブ』についてお伝えしてきました。さらに電気代の高騰が懸念される中で、電気代を抑えられる省エネ住宅の需要は今後も高まりそうです。
現在、国では省エネ住宅の普及を後押しする政策も活発で、「エコキューブ」のような省エネ住宅の購入やリフォームをする際には、ローン控除や補助金制度が受けられるようになっています。
住宅購入の際には、節電もできる省エネ住宅もぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。