実際に行くとこんなことまで分かる!現地見学のチェックポイント
ネットやチラシを見れば物件の基本的な情報や室内の雰囲気などを確認することができる時代となりました。しかし実際に現場に足を運んでみないと分からない事がたくさんあります。
今回は初めて現地見学に参加される方のために、当日の流れや準備物、絶対に確認したほうが良いチェックポイントなどをご紹介したいと思います。多くの方が見落としがちなポイントまで紹介しているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
見学当日の流れと準備物
現地見学では実際に現場に行って、新生活のイメージを膨らませることが重要です。限られた時間の中でしっかりと物件を確認できるように、事前に当日の流れや準備物を確認しておきましょう。
当日の流れ
見学当日は下記の流れで進みます。
① 不動産会社または現地へ赴く
②担当者との打ち合わせ(希望条件の確認など)
③物件の確認
④問題がない場合、申込み手続きを行う(後日でも可)
当日は状況により様々ですが、事前に予約した不動産会社へ足を運び、そこから担当者と現地へ向かうというのが一般的です。もちろん現地で直接待ち合わせをしたり、オープンハウスなどを開催している物件であれば予約なしで訪れたりすることもできます。
ひと通り見学が終わり特に問題がない場合は、その場で申し込みの手続きに進むこともできます。
また、条件が合わなかった場合は遠慮せずに見送り、見学の情報をもとに再度希望条件を見直して次の物件探しに活かしていきましょう。ただし、人気の物件はすぐに売れてしまうこともあるので、現地見学は早めにすることをお勧めします。
持参すると役立つ準備物
下記のアイテムを持参すると見学に役立ちます。
・スマホ
写真や動画を撮影できたり、アプリを使って床の傾きや方位を調べたりすることも簡単にできます。
・メジャー
新居に置きたい家具などが決まっている場合、メジャーを持っていくことをおすすめします。見学の際に計測をして家具の配置などをイメージしておくと、いざ引越しをする際にもスムーズに行うことが可能です。
・間取りの図面
間取りの図面があると、実際の部屋と相違ないか、部屋や設備の高さや幅がどうなっているかなどを確認しながら見学することができます。
後で見返した際に分かりやすくなるようメモなどをとるとなお良いと思います。
現地見学に必須の持ち物というのは特にはないですが、ご自身の状況に合わせて持ち物を持っていくことで効率的に見学をすることができます。何を持っていけばよいか迷ったら、不動産会社の担当者に事前に聞いてみましょう。
確認したほうが良い現地見学のポイント
1.水廻り
設備の状態や機能とともに、サイズ・高さが主なチェックポイントとなります。特に女性の場合は、調理台などが高いと使いにくく感じられてしまうこともあるため、実際に生活するイメージを膨らませながら見て回ることが大切です
2.天井の高さ
天井の高さは写真では分かりにくいポイントの1つです。実際に天井の高い物件に行ってみると資料に載っている写真以上に部屋が広く感じられたりします。
3.コンセントの位置
コンセントがどこにあるのかは、家具の位置を決める際に重要になってきます。見学時にしっかりとコンセントの数や位置を確認し図面にメモしておくことで家に帰った後も暮らしのイメージがつけやすくなります。
4.ネット環境
近年では在宅ワークの需要も高くなってきているため、ネット環境の重要度も増してきています。マンションによってはネット環境が整っているところがあり、入居と同時に使える物件もあります。一方で、回線を引くところからすべて自分で手配しなければいけないというところも。ネット環境がどうなっているかは事前に確認しておきましょう。
5.共用部
マンション購入の場合、部屋の他に共用部の確認もしましょう。防犯カメラやオートロックの有無、エレベータの数、ごみ置き場、ポストなどが主なチェックポイントです。また、物件規則なども事前に確認することで入居後のトラブル防止にもつながります。
6.駐車場や接道の広さ
運転が苦手な方や大きな車に乗っている方は駐車場の広さや目の前の道路の広さも確認しておきましょう。また、物件によっては駐車場がない場合もあるので、近隣の月極め駐車場の空きやその広さなども要チェックです。
7.周辺の景観・生活音
平日と土日の朝、昼、夜と分けて現地に出向いて、景観や生活音がどれぐらいのものなのか確認してみましょう。周辺の建物の距離感や生活音は住んだ後の生活に関わる重要なポイントですので面倒くさがらず確認することをおすすめします。
8.近隣調査
引っ越した後は、周辺環境も生活に関わってきます。余裕があれば現地調査の際に確認するのが良いです。ただ、近隣の人にお話しを聞いたりするのは気が引けるかと思いますが、可能な範囲で情報を集めてみましょう。
上記のように、様々な見学ポイントにより物件の判断は可能ですが、より多くの物件を見てきた不動産のプロの目線から見ての感想を聞くと新たな発見が見つかるかもしれません。現地見学の際には担当者と積極的にコミュニケーションをとることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。意外に気づかなかったチェックポイントなども見つかったのではないでしょうか?
しっかりと流れやチェックポイントを把握して現地見学に臨むことで、スムーズに物件を確認することができます。また、たくさんの物件を見学しているとどれが自分に合う物件なのか分からなくなってくる方も多くいらっしゃいます。そんな時には一度原点に立ち返って希望条件を洗い出し、優先順位をつけることで理想の住まいにたどり着けるはずです。
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