人気の『韓国インテリア』って結局なに? 韓国っぽいお部屋をつくるためのポイント
若い世代に人気の『韓国インテリア』はご存知でしょうか。
日本で主流の「ナチュラルインテリア」のように、色調が明るく柔らかい印象のため、真似しやすいところが人気となった理由だと思います。
とはいえ似ているがゆえに、
「結局韓国インテリアってなに!?」
「ナチュラルインテリアとの違いって?」
と疑問に感じた方に向けて、今回は韓国インテリアのお部屋を作るポイントをご紹介します。
目次
1. 韓国インテリアの5つのポイント
① ホワイト系やパステル調の淡い色味
基本はホワイトや淡いカラーで全体をまとめます。
北欧インテリアのようなアクセントカラーはあまり使わず、壁紙・床などの内装から家具・小物まで、淡い色で揃えるのがポイントです。
また、かわいいパステルカラーも流行っているので組み合わせ技もありです。
② 石調・金属・スケルトン素材を使う
日本では木調の床材が多いですが、韓国のお家では石調のタイルの床も見かけます。
床はお部屋の中でも目に付く面積が広いので、床材を石調にすると本格的な韓国インテリアに近づけます。
脚や縁取りに金属調のパーツを使った家具が使われることもあり、石調の床と相まって高級感のある雰囲気になります。
また、ガラスやアクリルなどのクリア素材が入った家具も見られ、日本で90年代に流行ったちょっとチープな感じが加わった絶妙なバランスがポイントです。
用途に合わせてパーツを組み合わせる「モジュール家具」(MUJIのユニットシェルフもその仲間)もよく使われており、特に韓国インテリアでは金属調のパーツ×ガラス素材のモジュール家具が人気なようです。
③ 雑貨でアクセントを加える
北欧インテリアはファブリック(布もの)でアクセントを加えますが、韓国インテリアは雑貨のかわいさで個性を出していきます。
インテリアブランドHEYのような、形・柄はシンプル&色・曲線が特徴的な雑貨や、レトロなデザインの雑貨で個性を加えてみましょう。
④ファブリックはシンプル・規則的な柄を選ぶ
カーテンやベッドリネンは、無地か規則的な柄を。
チェック柄やストライプ、表面がポコポコした布地、縁取りに色が付いているものを取り入れると韓国っぽさがアップします。
⑤家具は壁寄せで、中央に余白を作る
韓国の芸能人の家では、ソファやTVを壁に寄せて、部屋の中央に余白を作る配置を頻繁に見かけます。
理由はわかりませんがラグもあまり敷かないので、部屋がより広く見えます。
よりリアルな韓国インテリアを目指すなら、家具配置も真似してみましょう。
2. 韓国インテリアを活かす部屋探しのポイント
韓国インテリアの家具や雑貨の選び方がわかったところで、より韓国インテリアが映えるお部屋の選び方をご紹介します。
淡い色の雑貨や家具を合わせるので、壁や天井の壁紙はホワイトがベストです。
また、床材や建具(ドア)も明るい色だと統一感が出ます。
日本の住まいの内装では②で紹介した石調の床材がLDKに敷かれていることはあまりないので、DIYで石調のフロアタイルを敷くか、フローリングなら節が少なくコントラストがない色味のものが淡いインテリアにマッチします。
リフォーム済み物件で注意したいポイントは、建具(ドア・窓)の枠・カウンターの板や、床と壁の間にある巾木(はばき)の色です。
リフォームで床・壁が明るい色味のものに貼り替えられていても、細かい場所まで新しくしていない物件もあります。
下の画像では、窓枠と巾木の色を白く変えています。部屋自体の明るさは変えていませんが、目の錯覚で部屋自体が明るく見えませんか?
より韓国インテリアの淡い色味に合う部屋になっています。
細かい部分の色が暗いと、色味のちぐはぐ感だけでなく「古いまま」という印象も加わるため、統一感が損なわれてしまいます。
明るめのインテリアがお好みなら、内覧の際には細かい部分まで明るめの色味になっているかを確認しましょう。
一方で枠・カウンター・巾木などは自分でもDIYしやすい部分です。
いまは施工しやすい塗料やシート、マスキングテープなどもあるので、お部屋選びは他の条件を優先して、気になる部分は自分でDIYしていくのも良い選択だと思います。
まとめ
韓国インテリアのお部屋は、
① ホワイト系やパステル調の淡い色味
② 石調・金属・クリア素材を使う
③ 雑貨でアクセントを加える
④ ファブリックは単調な柄を選ぶ
⑤ 壁寄せで中央に余白を作る
この5つのポイントで実現できます。
またインテリアの箱となるお部屋選びの際には、できるだけ明るい内装のお部屋を選び、建具の枠などの細かい部分の色味も統一させるとインテリアのクオリティが上がります。
韓国インテリアが気になる方は、ぜひこのポイントを押さえて素敵なお部屋を作ってみてくださいね。
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