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新年スタートダッシュ内覧のススメ

内覧する時期は1月が最適!?“新年スタートダッシュ内覧”のススメ

もうすぐ年末年始。住宅購入を検討している方は、帰省の機会に親御さんなどと住まいについて話すこともあるのではないでしょうか。

もし、「帰省の時に家を買おうと思っていると話してから、ちょっと暖かくなる春頃に物件探しを…」と考えている方はちょっと待って!

その流れだと、ほかに検討しているライバルとの熾烈な物件争いに巻き込まれてしまうかもしれません。

そこでおすすめしたいのが“新年スタートダッシュ内覧”です。

1月はじっくり検討できる穴場の時期

1年間のうちに不動産売買が盛んになる時期はご存知でしょうか?

なんとなく4月の新生活スタートを見据えた2月・3月頃じゃない?と思ったそこのあなた!…正解です!賃貸住宅ほど明確な差ではないものの、売買でも2月・3月は成約件数が増えます

反対に不動産業界では「一八(いっぱち)」という言葉があるほど、1月・8月が閑散期になります。

実際に弊社イーコンセプトがある宮城・福島の2022年のデータを見てみると、この通りになっています。

出典:公益社団法人 東日本不動産流通機構「2022年10月度マーケットウォッチ」

このグラフは宮城県・福島県で2022年1月~10月までで成約した、中古マンション・中古戸建・新築戸建の件数をまとめたものです。 一八の言葉どおり、1月と8月の成約件数は他の月より100件ほど少ないことがわかります。

…ということは、1月・8月はライバルである他の購入検討者が少ない時期と言えます。

ライバルが多い時期だと、気に入った物件があっても他の人に先を越されてしまい買い逃すことが起こります。これは本当によくある話なので、不動産営業の担当者が「早く買付申込をしないと先を越されちゃいますよ」と言うのは単なる利益目的の営業トークではなく、本心からの助言でもあります。

そのため、“気に入った物件を買い逃したくない方”“急かされずに検討したい方”にとっては、1月・8月に内覧から売買契約まで進められると、ストレスフリーで購入できるのではないでしょうか。

そして特に宮城や福島では、1月に内覧に行ってみると良い発見があるんです。

弱点こそ現地でわかる

東北の冬といえば“雪が降る・寒い”ことがイメージされますが、宮城・福島はどちらも中途半端な印象です。
東北6県の中で、宮城・福島は豪雪地帯ではない地域が含まれていたり、冬期の気温も比較的温暖で、雪が積もっても数日で溶ける…という特徴があります。

だからこそ東北の他県と比べて街づくりや住宅性能が冬期に特化していない面があるため、1月に内覧に行ってみて、そんな中途半端な冬の時期と戦える住まいなのかを確認することが大事です。

そこで、内覧の際のチェックポイントを3つ挙げてみました。

1.断熱性能

まずは建物に入ったときに「寒くない」と感じるかどうかです。営業担当者が事前に暖房を付けていることもあるので、暖房が付いていない部屋や、玄関・廊下・水回りなどで大きな気温差がないかを確認してみましょう。

また特に中古物件では、窓の近くに行ってみて極端に寒くないか、結露の状況を見てみると、サッシを含めた断熱性能の改修をするべきかが購入前にわかります。
多少の結露はどの住まいにも起こり得ますが、ひどいようであれば見えていない部分でカビが発生している場合もあります。心配であればインスペクション(住宅診断)の利用も検討してみましょう。

2.積雪・溶けた時の状況

今の居住地と同じ市内の物件でも、エリアによって積雪量が変わるなど、状況は様々です。
雪が降ったばかりの時点では、積雪量や通学路などの除雪の様子がわかります。
少し溶けた後は、庭や周辺の水はけ具合や、朝晩の凍結の状況も見てみましょう。特に坂道が周辺にある場所では、路面の凍結状況が長い冬の暮らしやすさに影響する部分になります。

3.日当たり

冬は太陽が低い位置に昇るため、窓の前に建物があったときに日光が遮られやすくなります
日当たりの良さは住む人にとっての心地よさに繋がることはもちろん、暖房や照明などの電気代にも関わる部分なので、納得できる環境かどうかを確認してみましょう。

住んでから後悔しやすいのは「良い部分が大したことなかった」というよりも、「想定外の弱点があった」と思ったときではないでしょうか。
物件それぞれの良い部分はWeb上でもわかりやすいですが、上記のような弱点は実際に行ってみないとわかりません。

皆さんが活動的になる快適な季節は、物件の弱点も見えにくいもの。100点満点の物件は存在しないので、「どこまでの弱点がある物件か」「自分たちは許容できる範囲か」を確認できるように、あえて弱点が見えやすい1月に内覧してみることをおすすめします。

物件以外の弱点もわかるかも?

ここまでは物件に焦点をあてていましたが、1月という冬場に内覧する際にはもう一つの弱点が見つかるかもしれません。

それは、案内する仲介担当者の対応です。

1月・8月に成約者が少ないのは、寒さ・暑さによって内覧したり不動産会社に足を運ぶのが億劫になるという部分も大きいと思います。

お客様はその大変さがありつつも内覧するわけなので、どれだけ仲介担当者が配慮してくれるかも見所です。たとえば、事前に暖房を付けられる物件であれば事前に暖めてくれているか、寒そうにしていたら不動産会社の店舗などの暖かい場所で話すことを提案してくれるかなどです。

1月の内覧は、物件と人の弱点が露わになったうえでじっくり検討できる良い機会です。ぜひ年末年始に気になる物件が見つかったら、“新年スタートダッシュ内覧”を目指して内覧予約をしてみてください。