むしろ探さない方が良い!?経験者が語る「家探し疲れ」驚きの解消法
家探しって楽しい事のはずですよね…
ただ、はじめは楽しく家探しをしていたものの、だんだん時間が経つにつれ「疲れた…」ってなる方も多いのではないでしょうか。
以前、物件探しの不満は何ですか?というアンケートをとったところ、約4割の人が「物件探しが面倒くさい」と答えました。そりゃそうです。ネットで血眼になって物件を探して、よさそうな物件があったら不動産仲介会社に問い合わせて内覧して…って繰り返すだけでも面倒です。
それに加え、数多ある不動産情報に揉まれ、「これが良い」「あれは悪い」などという他者の意見に「私はこんな暮らしがしたい」という価値観や軸がブラされてしまっていることも「家探し疲れ」の要因になっているのでは、とわたしは思います。
情報過多のこの時代、軸をもって決断できないと、自分の本当に優先したいことは何なのかということを見失い、さらに時間がかかり疲れてしまうのではないでしょうか。
家探しに疲れたと嘆いている人は「家の買い方」に問題がある
実際のところわたしも数年前まで「家探し疲れ」に陥ってしまっていました。
はじめは不動産情報サイトでたくさんの物件を眺めて「どんな家がいいかな」とワクワクしている自分がいました。一度サイトを見始めると次から次へ物件を見たくなり、休日に半日以上、眺めていたこともあります。
しかし、ネットの情報だけでは物件のホントのところがよく分からない…。わたしは中古住宅を探していたので、「築年数って何年まで大丈夫なの?」「建物の構造に不具合がないか心配」などという悩みが尽きることはありませんでした。
そんな中、“完璧”な物件が見つかることはありませんでしたが、良さそうだなと思った物件にはいくつか内覧にも行きました。気に入った物件には購入申込書出してみたはいいけれど、今度は、住宅ローンの審査に通らず一からやり直し…。
さらに私に追い打ちをかけたのは「家探しはこうしたほうが良い」「あれはやってはダメ」などというネット上のたくさんの意見でした。そんな意見をたくさん見ているうちにどれが正しい意見なのか分からなくなり、挙句の果てには自分がどんな家を探しているのか、そんなことすらも見失ってしまいました。
そうこうしている間に、色々なことが面倒くさいと思うようになり「疲れた」ということを理由に家探しをすることをやめてしまいました。
ラクに家探ししたいなら信頼できる不動産営業マンを頼ったほうがいい
そんなわたしが家探しを再開したきっかけになったのは、新しい物件情報などが出た時に連絡をくれる不動産営業マンの存在でした。その方は、購入を急かすこともなく私の事情を丁寧にヒアリングしてくれ、一緒になって家探しをしてくれました。
「自分の家は自分の判断で決めたい」とずっと考えていた私でしたが、自分の価値観だけで家を判断しようとすると考えすぎて疲れたり、妥協のしどころが分からなくなったりもしていました。
そんな中、その営業マンは私の不安に思う部分を一つずつ丁寧に解決してくれ、また、自分では分からなくなっていた家探しの優先順位を一緒に整理してくださいました。そのおかげで、色々な情報に触れブレブレになっていた私の意志を再構築することができました。
また、ネット上で画面を行ったり来たりしながら物件を比較していたわたしに、物件の資料を送ってくださり、見方までレクチャーしていただきました。
その結果、画面で見るよりも物件を客観的に比較できるようになり、いらない情報は次々に捨てていくことで効率よく物件の絞り込みもできるようになりました。
そうこうしながら家探しをしている間に、今のマイホームに出会え、やっとの思いで購入に至ることができたのです。
「疲れてきたな」と感じたらネットで情報収集するのをやめよう
わたしのように、運よく信頼できる不動産営業マンに出会えたという方は良いでしょうが、まだ出会えていない人もいるかと思います。その場合は、ネットの情報に触れることをいったんやめて、自分の内面と向き合う時間を設けてみてはいかがでしょうか。
・自分は何のために家が欲しいのか
・これからの暮らしをどうしていきたいのか
そんな家さがしにおける優先順位がはっきり定まれば、それがその人のブレない軸になります。その軸を確立したうえでまた、気が向いた時に家探しの情報を取りに行けばよいのです。
情報過多の時代で、いちいち他人の情報に振り回されて家探しをするよりも、自分の軸をもって情報を取りに行く。その方がよっぽど素敵な住まいに出会えるとわたしは思います。
自分の軸を考えるうえで、優先順位の付け方や予算の決め方に迷った場合は以下の記事でコツを紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。