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暮らしやすさが段違い!分譲マンションと賃貸マンションどっちに住む?

マンションに住みたいと考えている人から「購入と賃貸ってどちらがいいんですか?」という質問をいただくことが多々あります。

ネットで調べてみると「購入と賃貸はどちらが得か?」というお金の事に関する記事は多く見られましたが、お金以外の比較は少なく感じられました。住まいは人生の中でも一番長く身を置く場所。そのため、お金の損得だけでなく様々な点を比較して選びたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、分譲マンションと賃貸マンションってどう違うの?という観点から暮らしやすさの違いを比較していこうと思います。将来マンションに住みたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

1. 分譲(ぶんじょう)マンションって?

分譲マンションとは、ディベロッパー(不動産会社)が売主となり、1部屋ずつ販売するマンションのことを指します。分譲マンションを購入するには数千万円のお金がかかるので、多くの方は住宅ローンを組んで購入することになるでしょう。また、毎月のローン返済に加えて、管理費※1と修繕積立金※2の支払いが必要になるのも特徴です。

※1 管理費とは、マンションの日常管理に使われるお金です。廊下やエレベーター、エントランスなど、共用部分の水道光熱費や、設備の保守・メンテナンス費などが管理費から支払われます。

※2 修繕積立金とは、マンションの建物部分や設備などを修繕する資金を賄うために、入居者から毎月徴収するお金です。金額は長期修繕計画に基づいて定められており、そのマンションの戸数によっても変動します。

2.賃貸(ちんたい)マンションって?

賃貸マンションは、1部屋ずつを販売するのではなく、1部屋ずつ賃貸するためのマンションです。賃貸マンションのオーナーは、個人・法人のどちらもいますが、「マンション1棟のオーナー」となると法人である場合が多いです。

賃貸マンションに住むときは、家賃とは別に管理費(共益費)がかかるのが一般的です。管理費は物件によって金額がバラバラであり、時には管理費がかからない物件が見つかることもあります。

3.分譲マンションと賃貸マンションの暮らしやすさの違いとは?

結論からいうと、賃貸マンションよりも分譲マンションの方が暮らしやすい傾向にあります。なぜかというと、分譲マンションは、永住志向の方をターゲットに建てられているため、設備を充実させたり、グレードの高い仕様を取り入れたりしているからです。

賃貸マンションは、あくまで「投資用」という目的で建てられています。オーナーは、設備・仕様などの「住み心地」よりも、利回り(いくらのお金を投資して、そこからどのくらいのリターンを得られるか)を優先してマンションを建てている場合が多いです。

「住み心地」については大きく分けて以下の3つの違いがあります。

① 断熱性・防音性の違い

最近の分譲マンションでは、「二重床二重天井」という構造になっていることが多いです。二重床二重天井とは、床と天井が二重になっている仕様のことです。

この二重になっている床や天井の間には断熱材・防音材が施されています。そのため、夏は涼しく冬は暖かい室内を保つことができ、お隣さんや上下のお部屋の生活音も聞こえにくくなっています。

一方、賃貸マンションでは床と天井が二重になっている構造は少ないです。また、断熱材に関しても「範囲」や「厚さ」は、賃貸マンションの方が劣っているケースが多く、分譲マンションに比べると、冷暖房費が多くかかったり、隣接している部屋の生活音が聞こえやすかったりします。

② 生活の利便性の違い

設備についても、分譲マンションの方が食器洗い乾燥機・浄水器付きのシステムキッチン・床暖房・乾燥機付きの浴室などが充実しており建具やフローリング等の仕様もグレードが高くなっている場合が多いです。また、留守の時に荷物を預かる宅配ロッカー・24時間ゴミ出し可能なごみ置き場・ジム・コンビニなど各マンションによって生活の利便性が向上する様々な施設がある場合もあります。

賃貸マンションの場合は、分譲マンションに比べると設備や仕様のグレードが下がってしまう物件が多いです。たまに見かける豪華なグレードの賃貸マンションも、同程度の分譲マンションを購入するよりも圧倒的に毎月の支払いが多くなってしまうことがネックです。

③ セキュリティ面の安心感の違い

セキュリティ面の安心感も分譲マンションを購入する際のメリットとなります。オートロック付きのインターホンをはじめ、防犯カメラや管理人、ピッキングが難しい玄関のダブルロックなど、居住者の安心・安全に配慮された対策が施されています。

また、共用部分の清掃や点検などの定期的なメンテナンスや長期の計画的な修繕についてマンションの管理組合より委託を受けた専門の管理会社が行っていますので、建物や敷地は管理が行き届き綺麗な状態が保たれます。

4.分譲マンションを購入すると自分好みにアレンジできる

分譲マンションが暮らしやすい理由はこれだけではありません。

賃貸マンションでは、入居者はお部屋を借りているだけですので、室内の間取りを変えたり、キッチンを取り替えたりなどのリフォームをすることはできません。しかし、分譲マンションを購入した場合、専有部分と呼ばれる居室内は入居者の所有物になるので、マンションの規約内であれば自由に変更することができます。

長年住んでいるとお部屋のデザインに飽きてしまったり、設備が古くなったり、間取りが使いにくくなってきたりするものです。そんな時に分譲マンションであれば、壁紙を張り替えたり、間取りを変更したり、最新設備を導入したりと、快適でお洒落な空間へとかんたんに変えることができます。

このように、ライフスタイルに合わせてデザイン・設備・間取りと柔軟に対応できるのも、分譲マンションならではの魅力といえます。

5.まとめ

今回は、分譲マンションと賃貸マンションの違いを比較してきました。

上述したように、分譲マンションには様々なメリットがあり、「暮らしやすさ」という点では分譲マンションに軍配が上がりました。さらに市場には、新築だけでなく中古の分譲マンションも多く出回っており、今の家賃とさほど変わらない金額で購入できる物件も増えてきています。

また、分譲マンションを購入した場合には、内装を自分好みに変えたりリフォームしたりすることができるのも嬉しい点ですよね。

イーコンセプトでは、購入したマンションをお客様の好みにリフォーム・リノベーションするお手伝いもさせていただいております。
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